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テヒリーム (ライヒ) : ミニ英和和英辞書
テヒリーム (ライヒ)[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

テヒリーム (ライヒ) : ウィキペディア日本語版
テヒリーム (ライヒ)[ちょうおん]

テヒリーム』( 、ヘブライ語で"詩篇"、"賛歌"の意)は、アメリカのユダヤ人作曲家スティーヴ・ライヒが、『旧約聖書』のヘブライ語テキストに基づき1981年に作曲した声楽曲である。4人の女性ヴォーカル打楽器を含む室内楽、もしくはオーケストラで演奏される。
== 概要 ==
「急-急-緩-急」の4つの部分(パート1~パート4)から成っており、それぞれ『旧約聖書』の「詩篇」から選ばれた4つのテキスト(〔19:2-5〕、〔34:13-15〕、〔18:26-27〕、〔150:4-6〕。『新約聖書』では〔19:1-4〕、〔34:12-14〕、〔18:25-26〕、〔150:4-6〕)に対応している。パート1とパート2、パート3とパート4はそれぞれ連続している。
パート4の後半は全曲のコーダとなっており、ここでは「ハレルヤ」のみが繰り返し歌われる。あらゆる楽器が総動員され、聖書の詩篇を締めくくるテキスト、「太鼓と踊り、弦、笛、高く響くシンバルをもって主を讃えよ(大意)」にふさわしいクライマックスが形成される。
作曲にあたり、ライヒはユダヤの伝統的な旋律を用いることなく、テキストとなったヘブライ語のもつリズムやアクセント、イントネーションを慎重に検討し、独自のメロディーを作り上げた。このため、この曲は複雑な変拍子になっている。また、このような作曲の経緯から、ライヒがそれまでの作品で用いてきた、短いパターンを繰り返すミニマル・ミュージックの手法はとられていない。それにも関わらず、パート1やパート4で行われる女声による4声のカノンは、彼の初期の作品『イッツ・ゴナ・レイン』や『カム・アウト』に通じる要素が見られる。
なお、この曲のパート3は、ライヒが初めて遅いテンポで書いた音楽であり、それまでで最も半音階的な手法を用いて作られた楽曲である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「テヒリーム (ライヒ)」の詳細全文を読む




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